高血圧は自覚症状がないから怖い、常に血圧チェックを!

血圧が慢性的に高くなっても、ほとんど自覚症状がありません。そのため高血圧と診断されても「とくに困ったことはないから大丈夫であろう」と、そのまま放置する人が大勢います。

 

自分の「血圧の測定」などは、会社や市町村の健康診断くらいでしか測定しないのではないでしょうか?本来は、家庭に1台「家庭用血圧測定器」を準備することをオススメします。現在は安くホームセンターなどでも購入することができるので、こまめにチェックできるならばしたほうが安心です。

 

ちなみに、血圧の測定は、朝起きて「朝食を食べる前」に測定するのが一番正確だとされています。病院などでは、病院という雰囲気や車を運転しただけでも、血圧は上がってしまうものなので。

 

また、血圧をはかる機会がないために、自分が高血圧であると気づいてない人も多く見受けられます。血圧は加齢によっても高くなるので、長く放置するほど血圧はさらに上昇を続けます。

 

血圧が高いということは、数値上の問題だけではなく、血管や心臓に負担がかかってくるということです。そのため高血圧の状態が長く続くと、動脈硬化が進行していき、命に関わる脳や心臓の病気につながります。

 

動脈硬化が進むと、脳では脳卒中(脳梗塞、脳出血)がおこりやすくなり、心臓では狭心症や心筋梗塞の危険が増します。また腎臓では、腎細動脈の硬化が進むことで腎臓が硬化して機能低下が生ずる腎硬化症が起こり、症状が更に進行すると腎不全におちいります。

 

加えて高血圧が続くと心臓が血液を送り出すとき、つねに強い圧力が必要となるため、心臓が肥大していき心肥大となり症状が進むと心不全につながります。

 

このように高血圧を放置すると、怖い病気が進行していきます。これを予防し健康に暮らしていくために血圧を下げるようにコントロールすることが重要なのです。

 

高血圧を一要因として起こる心疾患や脳血管障害は、一命をとりとめても体の麻痺や言語障害などの後遺症が残る場合があります。本人の人生が大きく変わるだけでなく、家庭の生活も変化を余儀なくされます。それを防ぐためにも早めに高血圧のケアを開始しましょう。